皆さんは以下のような症状を経験したり聞いたことはありますか?
「野球肘」
→ 野球のピッチャーが繰り返しの投球練習などが原因となり、肘の内側が痛くなる。
「シンスプリント」
→ 陸上やサッカーの選手が繰り返しのダッシュなどが原因となり、膝より下に痛みが出る。
「ジャンパー膝」
→ バレーやバスケの選手が繰り返しジャンプをする事によって起こり、膝の下側が痛くなる。
「テニス肘」
→ テニスのバックハンドの際など肘の外側が痛くなる。
「水泳肩」
→ 水泳時繰り返し腕のストローク運動を行うことなどが原因となり肩周りに痛みが出る。
スポーツ障害に対する自院の考え
スポーツ障害とは身体のある一定の場所に繰り返し負担が加わったことにより起こる怪我や、疲労の蓄積による骨折や関節の変形など広い意味を持ちます。
その競技に長い時間を捧げてきたプロのスポーツ選手やまだ身体が成長途中の学生に多く見られます。
以下のことが原因としてあげられます。
・身体に合わない量の運動
・1日長時間のトレーニング
・同じ部位の使い過ぎ
・休養、睡眠不足
・栄養不足
・ストレッチ不足
・不慮な姿勢
当院では不慮な姿勢に対して特に原因の1つとなると考えています。
姿勢に関してはその人の毎日の積み重ねによって決まります。常に座ってパソコンに向かっている方は前屈みになりやすく頸や背中、腰などに違和感を感じやすいです。学生に関しても机に頬杖をついた状態で授業を受けてしまいがちです。
立ち仕事の方に関しては同じ姿勢を保ち続けることが苦になる方が多く楽な姿勢を取ろうとしたことにより、姿勢の歪みとなります。
姿勢が悪いことによって動作に制限がかかるようになります。またその状態で繰り返し練習をすることにより、本来スポーツによって身体が受けるダメージの量が倍以上かかってしまいます。
スポーツ以外の私生活でも意識する必要があります。
スポーツ障害を放っておくとどうなるのか
しっかりと対処をせずにそのままにしておくことで症状は悪化する恐れがあります。
軽い場合でしたらスポーツ活動の後だけに痛みや違和感がある程度です。この期間でしたら施術期間は短くスポーツに復帰も比較的早いです。
放置しているとスポーツ活動中などにも痛みが出てきてプレーに支障が出ます。
学生の部活動では「怪我をしたら試合に出れなくなるから我慢してでも続ける」「怪我をしたことを監督やコーチに伝えるのが怖い」などが原因で治療を始める時期が遅れてしまうケースがよくあります。
さらに悪化した場合は常に痛みが伴い日常生活にまで支障が出てしまいます。
このように症状は時間と共に酷くなり、施術を必要とする期間も比例して長くなってしまいます。
私生活に置いての自分の姿勢、練習後のケアなどをどこまで意識を持って取り組めるかが重要なことになります。
当院のスポーツ障害に対する施術とは
当院ではスポーツをして怪我や障害を負ってしまった患者様に以下の施術を行なっています。
1 電気療法
2 鍼療法
3 テーピング
4 手技療法
電気療法は痛みのある部位にパッドを貼り、電気を流し施術を行います。電気には痛みを早く取るように流す高電圧の電気や、再発予防の為に鍛える電気等、患者様に合わせて行なっています。
鍼療法は筋肉の硬い場所、可動域を上げたい場所に行い、表面ではなく中から筋肉を柔らかくし、体が元々持っている物質を活性化し施術をします。
テーピングは動きを制限をしたい時や怪我の予防、固定をするのに行います。また怪我や予防によって使うテーピングが異なり、急性の症状だけではなく、痛みが長引いている慢性の症状にも使えます。
手技療法は、体の表面に刺激をして、筋肉の疲労や、血流の流れを良くする事で体の不調を軽減します。また手技療法を行ってから、他の自費施術を行う事で、筋肉を緩めてから施術を行えるので、効果が上がります。
その施術を受けるとどう軽減するのか
電気療法をうけると脳から来る痛みの刺激を電気を流す事で、伝達を抑え痛みを抑えます。
またスポーツによる怪我などで腫れが起こった時に、高電圧の電気を流して血流をよくして腫れを散らす事でも痛みを抑える事が出来ます。腫れを散らす理由しては、皮膚の下の腫れがある事で、交感神経が優位になってしまったり、血流の流れを悪くして、完治が遅くなる為、電気施術を行います。
鍼療法をうけると怪我や使いすぎによって起こっている障害をツボを使い、体が元々持っている治癒力を高め、痛みの耐性を上げ痛みを抑える事が出来ます。また交感神経を抑制し、副交感神経を優位にする事が出来るので、リラクゼーション効果や、予防にも繋げます。また鍼特有の響きと言われる重い感じが患者様によって起こりますが、鍼の効果が出ている証拠なので大丈夫です。
またテーピングを行うことで可動域を制限し安全にスポーツをする事が出来ます。また怪我の悪化を防いだり、再発防止や、怪我をした患部の負担を軽減する軽減が見られます。
施術頻度はどのくらいか
軽減をする為の施術頻度としては、痛みを取る為には症状によって異なりますが、週に2回以上の施術を行った方が比較的効果がでるのが早いです。
痛みを取るだけではなく、怪我や長年スポーツによって蓄積された疲労を取る為には3ヶ月以上かかります。そこから疲労をとって正しい状態を体に覚えさせるのに3ヶ月かけ、定着させて再発しない体に変えていきます。
実際にご来院頂いてお体の状態を見させて頂くまではわかりませんので、一度お話しを聞かせて頂ければと思います。